「自分は勉強ができるから偉い」
と勘違いしていた……
中学時代について教えて!
中学時代は勉強ができるほうでしたが、「勉強ができる自分は偉い」と勘違いしていました。
ただ、父が自己破産して精神的に追いつめられるなかでも「悲劇のヒーロー」にならないよう逆境に立ち向かい、志望高校に合格しました。 高校時代は?
高校に入ってからは、中学で取り組むことができなかったバレーボールに熱中しました。
高校時代の友人とは、今でもご飯に行ったり、毎年一緒にビーチバレーの大会に出たりしています!
10代の頃、夢はアル?ナシ?
小学生の頃は「薬剤師になりたい」と言っていました。
「給料が高そうだから」という安直な理由でそう思っていただけで、どんな仕事なのかはよくわかっていませんでした。
自分を発信していると、
誰かが手を差し伸べてくれる
キャリアのレキシを教えて!
24歳:千葉大学院工学研究科に入学するも中退。研究職よりも、研究者を増やす支援を行うことにやりがいを感じ、教育の道に進むことを決めました。
25歳:株式会社 エス・ジーエデュケーションへ就職。東進衛星予備校の立ち上げ等に従事しました。
30歳:人の将来に向き合うためには、教育だけでなく「はたらく」にも携わる必要があると感じ、人材業への転職を決意。人材紹介エージェントに従事後、株式会社インテリジェンス(現パーソルキャリア株式会社)へ転職しました。
現在:パーソルグループ内の異動を経て、キャリア自律支援サービス『プロテア』の事業責任者として社会人に対するキャリアのセルフマネジメントをサポートしています。

はたらく楽しさを教えて!
自分のキャリアがそのままサービスの価値につながるので、常に自己開示を意識して取り組んでいます。
自己開示をしていると気づかないところで誰かが見てくれていて、いつも助けてもらっている気がします。
自分から発信して価値を再認識できる機会を持てることは、社会人の楽しさではないでしょうか。
モットーは「楽しむ」
「誰かのためになる」「失敗を許容する」

これからのビジョンを教えて!
挑戦することを誰もが楽しめる社会の実現を目指しています!
本業に加えて「NPO法人二枚目の名刺」に出会ったことで社会貢献に携わることの意義を見出しました。
個人の活動としては「0.5歩プロジェクト」と称し、「何かやりたけれど踏み出す勇気が出ない」という人が“半歩”踏み出すためのコミュニティ活動を行っています。
ラストメッセージ!
はたらくうえで「楽しむこと」「誰かのためになること」「失敗を許容すること」を大切にしています。
とはいえ、自分の生き方を肯定的に考えられるようになったのは35歳を過ぎてから。
人生迷うこともたくさんありますが、まずは自分のモヤモヤや渇望を他者に話してみると、意外と共感や応援が得られるかもしれません。