人生のホンネ図鑑
藤原 理香
Fujiwara Rika

藤原 理香

データコンサルティング企業
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理数科目を捨てた自分が、まさかデータを扱う仕事をしているとは!

これまでに食品業界や外資系コンサルティングファームを経験。

その後、データコンサルティング企業にて、マーケティング・ブランディング業務に従事しました。

でも実は?

学生時代は理数系が苦手、数学が原因で留年の危機に。

しかし、大人になってから、なぜかデータアナリストに!?

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レキシ
vol.1
〜中学・高校時代編〜

片道7km自転車通学
美術が好きなのに
ギターマンドリン部に

中学時代は、片道7kmを自転車で通学していました。成績は悪い方ではなく、優等生タイプの学生だったと思います。

当時の趣味はイラストを描くこと。漫画家やイラストレーターに憧れるほど、美術が得意でした。ですが、美術部には入らずギターマンドリン部で部長をしていましたね。今もそうですが、あまのじゃくな性格なんです(笑)。高校受験の際は、美術系の高校に進学するか悩みましたが、推薦をもらった進学校へ行くことにしました。

中学までは勉強が難しいと感じたことがありませんでしたし、推薦入学だったので自信満々で進学しました。しかし、いざ入学してみたら周りの人たちが思っていた以上に優秀で……。自分が落ちこぼれのように感じたことを覚えています。

ちなみにこの時期から、あまのじゃくで管理されるのが嫌いな性格が際立ち、徐々に優等生キャラではなくなっていきました。

レキシ
vol.2
~受験編~

絶対東京に行く!理数科目を捨て、
早稲田大学の夜間学部に合格!

高校時代は、絶対に東京の大学に行きたいと思っていました。

地方の学生あるあるかもしれませんが、親からは自宅から10分で通える地元の国立大学を勧められていました。しかし、将来のキャリアの選択肢が狭まる気がしたのです。加えて、家庭教師に早稲田大学を勧められたことで、東京への憧れが強烈になりました。

しかしながら、理数系の勉強に全くついていけず……。それでも「東京に行く!」という熱意で、最終的には理数科目を捨て、文系科目だけで入学できる文系学部を受験。志望学部ではありませんでしたが、早稲田大学の夜間学部に合格しました!

両親の望んだ進路ではなかったかもしれませんが、自分の思いを曲げずにやりきったことは、とても良い経験でした。もしあそこで妥協していたら、その先の人生、親のせいにしながら生きていたかもしれません。最終的には、受験費用から仕送りまで、惜しみのない援助をしてくれた両親に、今はとても感謝しています。

10代のホンネ!
将来の夢はアル?ナシ?

ナシ。逆に何でみんな書けるの!?

小学校の卒業文章に書いた夢は「何にでもなれるように、はばひろい知性を身につけます。」

小学校の卒業文集のテーマが「将来の夢」だったのですが、全く思い浮かばず、先生に「『なし』って書いていいですか?」と聞いたことを覚えています。

先のことなんて分からないですし、ないものはしょうがないですよね。「なんで周りの人たちは書けるの!?」と思っていました。

ぶっちゃけ オトナの失敗バナシ

リーマン・ショックで混乱した就活。
運よく受かるも、モヤモヤ……

私が就職活動をしていた頃は、リーマン・ショック(世界的な金融危機)の影響で「内定切り」が話題となりました。大企業でも、新卒の枠が数人しかないことが珍しくありませんでしたね。

しかしながら、何十枚もエントリーシートを書き、インターンに行き……という、タフな就職活動には熱心に取り組めませんでした。自分が何になりたいのかも分からず「せめて好きなものに関わる仕事を……」という気持ちで、食品・飲料、化粧品業界を受けることに。

幸い内定はもらえたものの、自分で会社を選んだというよりは、たまたま選んでもらった会社に入社した、というのが正直なところです。

「本当にこれで良かったのかな……」と、当時はモヤモヤしていました。

レキシ
vol.3
~社会人デビュー編~

商売人マインドをDNAに刻み、
キャリアの礎に

新卒で株式会社カクヤスに入社し、最初は酒店の店頭でレジ打ちをしたり、宅配に行ったりと、現場での副店長をしていました。

20代後半、子会社へ異動しました。そこでは食品バイヤーとしての経験を積むことになるのですが、今思うと、この時の経験がその後のキャリアの礎となっていますね。

バイヤーは、商品を仕入れて売るところまでを管理する、商売人の仕事です。バイヤーの経験で販売戦略の楽しさを知り、「商売人マインド」がDNAに刻み込まれ、今のマーケティングのキャリアにつながったような気がしています。

Look!
ここが人生ハイライト

数学が苦手なのに、
まさか数字を扱う仕事に就くとは……!

食品バイヤーの仕事には情熱を注いできたこともあり、今でも「商売人」は私のアイデンティティです。

しかし、食品バイヤー時代に売り上げの集計や顧客分析を経験したことで、データを使った意思決定の重要性に気づき、データを本業にしたいと考えるようになり、転職しました。

そして、外資系のコンサルティング企業のデータアナリストになったのですが…。学生時代に理数科目を捨てた自分がまさか数字を扱う仕事を選ぶとは、全く予想していませんでしたね(笑)。

ここから一気にキャリアの幅が広がりました。

レキシ
vol.4
~現在のリアル編~

後になって気付く
「これがやりたいことだったのかも」

現在は、データとマーケティングのプロフェッショナルとして働いていますが、正直「自分でこの道を選んだ」という感覚は、あまりありません。

実は直近の転職も、今の会社からお誘いを受け、自分では決めきれず、いろんな友人に相談して「どうしよう、どうしよう」と友人に相談して、決めたほどです(笑)。

これまで転職は5回していますし、この歳になってもまだ、自分のキャリアに悩み、自己分析をしては行き詰まることもしょっちゅうです。

その時の興味や情熱の赴くまま足を動かし、後から「あぁ、これが私のやりたい事だったのか」と気付くことのほうが多いですね。

人生のホンネ語録
人とのご縁が人生を作る。
学生時代の友人は大切に

私の人生を一言で表すなら「ご縁」。あのときあの人に出会っていなかったらー。あの会社に出会っていなかったらー。と思うことがたくさんあるのです。本当に、周りの人たちに生かされてきたなと感じています。そして、次は私がご縁をつないでいけるよう、人と人、組織と組織をつなぐ活動に注力していきたいと思っています。

もちろん、必ずしも常に理想の上司や組織に恵まれるわけではありません。しかしそんな時には、いつも友人たちが助けてくれました。

特に、苦楽を共にした学生時代の友人は、かけがえのないもの。これからも、このご縁を大切にしていきたいです。

ラストメッセージ!

大人になってから「学生のとき、あんなことをやっておけばよかったな」と思うことは多々あります。

特におすすめしたいのは、古典・数学・倫理・アートなどの一般教養に触れること。社会人になると「すぐに必要ではないけれど、大事なもの」を学ぶ時間は限られますからね。

役に立つかどうかで判断せず、ぜひ興味の赴くままに取り組んでほしいです。読みたい本を読み、会いたい人に会い、行きたい国に行き、たくさんチャレンジしてください!

PROFILE
藤原 理香
データコンサルティング企業
広島県出身。近畿大学附属東広島高等学校卒業。偏差値60~70。早稲田大学第二文学部卒業。大学卒業後は株式会社カクヤスに入社。子会社にて業務用食品のマーチャンダイザーを経験した後、データアナリストへ転向。さらに外資系コンサルティングファームにて、コンサルタントにキャリアを転じて以降は、事業企画・ファシリテーション等、総合的にクライアントの事業課題解決を支援。
中学時代の部活はギターマンドリン部。高校時代は帰宅部。
MBTIはENTJ。
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