医療×テクノロジーで未来を変える!
すごい! 具体的にどんなことをしているの?
1つ目は、デイサービスの経営。利用者さんが笑顔で通える楽しい場を提供し、心も体も元気になれるような環境づくりをしているんだ。
へぇ、なんだか温かい仕事だね! もう1つの仕事は?
もう1つは、医療サービスのマーケティング。最新技術を取り入れた医療機器やサービスを多くの医療施設や患者さんに届けることで、より良い医療の提供を支える仕事だよ。
学生時代の夢はお医者さん

医療系の仕事をしたいって、昔から考えていたの?
中学生の頃は外科医や救急医を目指していたよ。中学の勉強よりも医療系の本や雑誌をよく読んでいたし、身体の仕組みや治療方法を知るたびに「自分も医療の現場に立ちたい!」と思っていた。
なるほど!
高専に進んだ後は「医学と工学を掛け合わせて、新しいものを生み出せるかもしれない」と考えるようになったんだ。結果として、直接医療の仕事には就かなかったけど、医療を支える技術や製品の開発・マーケティングを通じて、今も医療に関わり続けているよ。
中学生の頃から変わらない医療に対する思い

そこから今の仕事に移ったきっかけは?
最初の会社では8年間、エンジニアとして医療機器のメンテナンスや修理などを担当していたんだ。
でも、医療従事者の方々の声を聞くうちに「もっと多くの人に役立つ製品やサービスを自分が生み出したい」と思うようになって、プロダクト・マーケティングの道に進んだんだ。今は経営も加えて、さらに自分の目指す世界に近づこうとしているよ。
医療に関わりたい気持ちは変わらないんだね。仕事を選ぶときに大切にしていることってある?
中学生の頃から変わらず、「一人でも多くの人の命を救いたい」という想いが根底にあるね。直接医療の現場に立つことはなかったけど、医療従事者と一緒に、より良い医療を届ける仕事をしたいという気持ちは今も大切にしているよ。
すごく熱い想いがあるんだね! 仕事のやりがいってどんなところにあるの?
自分が関わった製品やサービスが、実際に人の役に立っていると実感できることかな。デイサービスでは、利用者さんが元気になって介護度が下がると、すごく嬉しいし、医療機器の仕事でも、病気の早期発見につながった話を聞くと「やっていてよかった!」って思う。
周りが勧めてくれたことにも挑戦!

岩田さんみたいな将来の夢が見つからなくて不安なんだよね……。
中高生のうちに夢が決まっていないのは普通のことだよ。僕も最初から今の道を考えていたわけじゃなくて、その時々で興味のあることを深めながら進んできたんだ。
そっか、焦らなくても大丈夫なのか。今のうちにやっておいたほうがいいことってある?
興味のあることが1つでもあれば、それをとことん突き詰めてみるといいよ。そして、周りの人が勧めてくれたことにも少しだけ関心を持ってみる。そうすることで、思わぬところで新しい道が開けることもあるからね。 焦らず、いろんな経験を楽しんでほしいな!