人生のホンネ図鑑
松下 りせ
Matsushita Rise

松下 りせ

株式会社ハナミラ 代表取締役
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憧れの仕事をやめて、起業しようと思った理由

女性向けの投資スクールを運営しています。転職をきっかけに始めた株式投資を女性にも知って欲しい!と思って起業しました。

でも実は?

気づいたら、会社員時代よりも自由に働けて、自分のやりたいことが形になっていて…!

松下りせのライフチャート
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ホンネスタート
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レキシ
vol.1
〜中学・高校時代編〜

部活も勉強も学校行事も、どれも
「やるなら本気」だった学生時代

中学では吹奏楽部で打楽器を担当していました。ドラムやシンバル、マリンバ、何でも叩くポジションで、ちょっとでも失敗するとすごく目立つ。でもそのプレッシャーがむしろ心地よくて、緊張感の中で音を合わせていくのが好きでした。

高校では、合唱コンクールも体育祭も、全部全力。なんで1位を目指さないの?って思っちゃうタイプで、みんなに作戦を立てて勝ちに行こうって声かけたりしてました(笑)。運動は正直苦手だったけど、「どうやったら勝てるか」を考えるのが好きだったんです。そんなふうに、どの場面でも“自分なりの全力”を出すのが当たり前だった高校時代でした。

10代のホンネ!
将来の夢はアル?ナシ?

周りの期待に応えたい。
でも最後は「自分の判断」で

小さいころから「これになりたい!」って夢は正直なかったです。良い大学に行って、良い就職をしてっていう時代だったので、そこに乗る教育を受けていたなと思っていました。一人っ子だったこともあって、「親に喜んでもらいたい」って気持ちはずっと強く持っていました。

ただその一方で、最後にどうするかを決めるときは、自分の中の感覚を信じるタイプでした。たとえば大学受験も、親は「こういうところに行ったらいいんじゃない?」ってアドバイスをくれていて、それは参考にしつつも、嫌なことはできない性格なので、最後は自分に合いそうだと思うところを選びました。

ぶっちゃけ オトナの失敗バナシ

挑戦のために飛び出しても、戻れる場所はある

中学・高校時代を思い出すと、「もっと無鉄砲にチャレンジしてもよかったな」と思うことがあります。昔の私は、“失敗したくない”という気持ちが強くて、自分で勝手に限界を決めてしまっていたことも多かった。

でも今ならわかります。挑戦って、“全部手放して進まなきゃいけない”ものじゃないって。人によってタイプがあるんだと思います。たとえば私は、安心できる場所がある状態のほうが、大胆な一歩を踏み出せるタイプでした。

だから今の高校生にも伝えたい。「戻れる場所」はちゃんとあるし、むしろそれがあるからこそ、怖いけど前に進める。やりたいことがあるなら、やれるときに動いたほうがいい。うまくいかなくても、それが終わりじゃないし、またスタートに戻ってもいいんだよって。

レキシ
vol.2
~社会人デビュー編~

アイデアが形になり、
多くの人に届く喜び

大学卒業後、新卒で入ったのは三菱電機でした。配属されたのは、なんと宇宙事業部。国文学を学んでいた私にとっては完全に未知の世界で、官公庁向けの人工衛星の営業という、とてつもなくスケールの大きな仕事をしていました。

だけど、そのスケールの大きさゆえに、「自分で動かしている」という実感が持てなかった。誰かの指示の下で、決められたことを淡々とこなす日々に、だんだんと“物足りなさ”が募っていきました。

「もっと自分で企画して、動かして、成果を出すような仕事がしたい」。そう思って転職し、オリエンタルランドへ。そこでは商品開発部に配属され、あのポップコーンバケットなどの開発にも関わらせてもらいました。自分のアイデアが形になり、多くの人に届く喜びを毎日感じていました。

だけど同時に、「このままこの働き方で生きていくのかな?」という問いも、心のどこかに残っていたんです。

Look!
ここが人生ハイライト

人生の流れを変えた
「このままで本当にいいのか?」

オリエンタルランドでの仕事は順調でした。評価もされていたし、仕事自体もやりがいはあった。でも、ふとした瞬間に湧き上がった「このままで、本当にいいの?」という疑問が、私の心をざわつかせました。

その問いを無視せずに、ちゃんと向き合ってみた。すると、「この道の延長線上に、自分が描きたい未来はない」と気づいてしまったんです。

それはすごく怖いことでした。だって、今の生活を手放して、次がうまくいく保証なんてどこにもない。でも私は、「誰かの期待に応える人生じゃなくて、自分が納得できる人生を選びたい」と思って、退職という選択をしました。

あのとき、自分の心の声にちゃんと耳を傾けたこと。それが、私の人生を大きく変えるターニングポイントになったと思っています。

レキシ
vol.3
~現在のリアル編~

今の働き方だからこそ、
やりたいことが叶う

会社員時代、大きなプロジェクトに関われた経験は本当に貴重でした。あの規模の仕事は、やっぱり企業の中にいないとできない。だから後悔は全くありません。

でも今、自分で事業をしてみてわかるのは、「自分で時間やリソースの配分を決められる自由さ」ってものすごく大きいということ。

たとえば昔なら、「この仕事を始めたら他は全部ストップ」という感覚だったけど、今はチームにお願いしたり、柔軟に動けるようになって、何かを“手放さずに続けられる”ようになりました。

何かを選ぶ=何かを捨てる、じゃない。そうやって、自分のやりたいことを全部諦めずに向き合えるのが、今の働き方の魅力です。

人生のホンネ語録
自分が欲しかったサービスで、
他の誰かの幸せを作る

私が起業して始めたのは、女性向けの投資スクールです。なぜそれをやっているかというと、当時の私が「こんな場所があったらよかったのに」と思ったから。

投資って、どこか“お金儲け”のためだけに思われがちだけど、実は「自分の人生の選択肢を増やす」ためのものだと思っています。お金の不安を少しでも減らせたら、やってみたいことに挑戦するハードルも下がる。仕事を楽しみながら、将来のことも考える。そんな風に“地に足ついた夢”を持つために、必要なスキルなんです。

「自分の人生をもっと自由にしたい」と思った過去の私が、今の私の原点。だから、同じような悩みを抱える人に、このサービスを届けたいと思って日々活動しています。

ラストメッセージ!

自分で選択していくときに、迷っても大丈夫。

でも“やりたい”って気持ちは、きっといつかで形にしたくなるもの。

だからこそ、やろうと思ったとき後回しにせず、今の気持ちを大切にしてみて!

PROFILE
松下 りせ
株式会社ハナミラ 代表取締役
1990年生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。新卒で三菱電機株式会社に入社。その後、オリエンタルランドに転職。2021年に株式会社ハナミラを立ち上げ、女性向けの投資スクールを運営。
学生時代の部活動は吹奏楽部。
MBTIはINTP。
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