何事も「一生懸命」な学生時代だった
学生時代について教えて!
部活は剣道部、趣味はギター。
周りからはよく「なんか一生懸命に生きているのが分かる」と言われていました。
確かに、自分が「これ!」と思ったことは全力で取り組むスタイルだったかなと思います。
10代の頃、夢はアル?ナシ?
アル。
学校の先生になることが夢でした。理由は……何ででしょうね(笑)。
小学校の頃にペーパークラフトを作ったのですが、先生から「作り方を教えてください」と言われ、クラスみんなにペーパークラフトの作り方を教えたのがきっかけだと思います。
大学時代は?
1年浪人した後に大阪府立大学へ進学。
その後、24歳のときに地元である大阪を離れ、東京大学大学院に進学しました。
初めての東京。まわりを見渡し、「この人ら、みんな東大生なんか!!」と思ったことを覚えています。
専攻とは違うけれど興味があった講義にも出席し、取得単位数は専攻トップに(笑)。
30歳で起業も挫折…。自分の弱さに直面する
キャリアのレキシを教えて!
28歳で初海外
初の海外駐在はインド。いろいろな苦労と壁にぶち当たり、志半ばで帰任。
しかし現地にいた日本人と絆を深めました。
それから?
30歳で起業するも挫折。
初の起業を構想・挑戦するも、自分の弱さに直面し、挫折……。
人生のハイライトは?
33歳のとき、グローバル企業で海外拠点を立ち上げました。
インドで駐在していた時の縁もあり、会社での151か国目の拠点設立に従事。
この時は、自分の持てるものすべてを生かしてやりきりました。

ちなみに、あの頃の夢は?
大学時代にアルバイトで塾の先生をやりきったことで、そこで満足してしまいました。
ただ、「人に教えること」は天職だとは思っており、最近はビジネスパーソン向けの大学院で准教授として教えたり、自社のビジネスとして企業研修を推進したりしています。
そういう意味では、中学・高校時代の夢も実現できた、といえるかもしれません。
挫折の事業に再挑戦。
上手でも下手でも、とことんやりきる

オトナのリアルを教えて!
一度挫折した事業構想をもとに、「今回は絶対に諦めない」と決意して起業し、現在に至ります。
自分が思い描いている未来からすると、まだまだ道半ば。
周りからは「難しい」など色々言われますが、「だから俺がやるんだ!」という気持ちで取り組んでいます。
ラストメッセージ!
楽しいことをとことんやろう!
勉強でもゲームでも何でもいいので、自分が楽しいと思えることに、とことん取り組んでください。
上手でも下手でも、「とことんやる」ことが大事です!