人生のホンネ図鑑
齋藤 俊英
Saito Toshihide

齋藤 俊英

研究員
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  • #研究員
  • #ワークショップ
  • #イケイケになりきれない

流れに任せて楽しかったら儲けもの。つらいときは逃げればいい

職種は研究員。普段は研究開発をしています。論文を書いたりすることもありますが、私はどちらかというチームの研究成果を広めるためのワークショップなどをしています。

でも実は?

中学の時は、イケイケな人たちのそばにいる道化でした。マンガやゲームでいうと、トリッキーな攻撃をしてくるやっかいなやつ。

とはいいつつ、イケイケになりきれない側です。

齋藤俊英のライフチャート
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齋藤 俊英
@SaitoToshihide

努力ができない。
とりあえず「普通」を目指してみる高校時代

中学・高校時代について教えて!

基本的に努力ができない人間。簡単な勉強はある程度できましたが、同級生たちにどんどん追い越され、高校では落ちこぼれました。

授業中はずっと寝ていたり、ぼーっと人生の意味について考えていたりしました。

受験エピソードはある?

共通テストギリギリまで志望校を決めることができませんでした。

最終的には、今の自分が受かりそうな大学へ行くことを決心。

同級生の多くが上京するなか、同じ高校から誰も行った人のいない大学へ北上しました。

10代の頃、夢はアル?ナシ?

小さい頃は、大工と消防士になりたかったような。大工は、何かを作るのが好きだったからだけど、消防士は……なんでだろう?

中学時代は、鍵師と言っていた気がします。深い理由は覚えていませんが。

高校時代は、とりあえず「普通」を目指していました。

大人になっても
立派な人間にはまだまだほど遠い

大学時代について教えて!

大学院まで進学しましたが、ぶっちゃけ研究が好きというよりも、教授から「進学したほうが生涯年収が高くなる」と言われたのと、友達と一緒にいたかったから。

親を説得し、モラトリアムを伸ばすことに成功。

ぶっちゃけ失敗エピソードを教えて!

就活では、大学の先生に「大手企業...」とささやかれて(洗脳されて)、とりあえず思いつく大手企業を受けてみたものの、ことごとく落ちました。

東京で、エントリーシートを書きながらカプセルホテルに連泊する生活を続け、ある日ようやく内定の電話をもらい、解放されました。

現在のリアルを教えて!

会社の歯車になるつもりでいたら「何がしたい?」と問われてギャップを感じたり(いい会社なのですが)、別会社へ出向となり、全く違う仕事をするようになったり。

だんだんとチームの中で古参(長く勤める社員)になり、頼られるようになってやりがいを感じたり、かと思えば優秀な後輩を横目に腐ってみたり。

オトナになってみて、どう?

大人になっても、自分の思い描く立派な人間との乖離に苦しむことは多い。

今日もまた負けたとがっかりしながら、いつか常勝できることを目指して生きている。

大人の世界はきっちりしている?
いや、そんなことはない。

オトナの楽しさを教えて!

学生は学生で楽しいですが、社会人は社会人の楽しさがあります。

身も蓋もないですが、やはりお金です。お金があると、いろんな経験を買うことができます。いろんなところに行ってみたり、好きなものを集めたり。

ラストメッセージ!

大人の世界は秩序あるきっちりした世界だと思っていましたが、そんなことは全くありません。むしろ、白と黒では分けられないことばかり。

「こうならなくてはならない」という「べき論」はつらくなるので、流れに身を任せてしまうのも手です。

いろいろやってみて、合わなかったらやめればいい。もし楽しかったり、自分に合っているなと感じたら儲けもの。

つらい時には「逃げる」という選択肢だけは無くさないように。

PROFILE
齋藤 俊英
研究員
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